セキュリティ対策について

≪もくじ≫
ウイルスの種類
ウイルスの進入経路
セキュリティの役割分野
セキュリティソフト比較
貧弱パソコンでも動かしたい!
古いOSでも動くソフト




【セキュリティ対策について】
※以下はあくまで私の認識です、誤認があるかもしれません。


≪前置き≫
パソコン初心者にとって、また、ウイルスなどの脅威に
直接さらされたことのない人にとって、
セキュリティ対策というのは関心の薄いものでしょう。
現に私も、以前ウイルスにかかるまでは、セキュリティ対策なんて
そんなに心配するようなことでも無いだろうと思っていました。
現段階において、メールでウイルスを添付してくるような、
誰でも知ってる進入経路はごく一部です。

サイトを見ていて、しかも最近誰もが見るようになりつつある
動画サイトなどから進入するケースも増えてきています。
そしてウイルスなどに進入されても多くの人は気づかないのです!
それは、ウイルスなどの進入目的がイタズラから
個人情報収集という金銭目的に変わりつつあるからです。


ってことで、ウイルスの種類を簡単に挙げてみましょう。

『ウイルス』
一般に広く知られる総称。スパイウェアと区別して、直接的に破壊活動・感染活動を行うもの。


『スパイウェア』
ウイルスと区別し、主にバックグラウンドで密かにデータ収集などの活動を行うもの。


次に主な進入経路を挙げてみましょう。
・メールの添付ファイルから
・ダウンロードしたファイルと一緒に
・ネット閲覧の際
・脆弱性(コンピュータの弱い部分)をついて
・画像ファイルに埋め込まれている
・共有ファイルなどから
上に挙げた以外にも、結構進入経路は多様化しています。
思いも寄らないところから進入されますので、軽く見ない方が良いですね。



さて、お次はセキュリティソフトについて。
最近人気の値段のお安いセキュリティソフト。
例えば、キ○グソフトとか、ウイルスセキュリティZ○RO、とかねw
(これらのソフトを批判・中傷、もしくは何らかの不利益をもたらす意図は全くございません。)

確かに、あれらも気休めにはなります、無いよりは全くマシ!
でも、私はキ○グソフト(有料版)を使っていても、フツーにウイルスに進入されてしまったのです!
あれ以来危機感を覚えた私はセキュリティソフトを見直してみました。

ズバリ、安いソフトと高いソフトは何が違うのか?
それは主に検出率、そして検知の正確さ、機能の豊富さです。
(これもあくまで個人の見解です)
一度評判の良いフリーソフトをいくつか試してみましたが、
検出がデタラメで、明らかに関係のないものまで
ウイルスだ何だなどと騒ぎ立てるものですからたまりません。
平たく言うと、フリーソフトは誤検出が非常に多かったです。
Windows起動に最低限必要なファイルまで、ウイルスだと検出され、非常に困った記憶があります。
(他のソフトで調べるともちろんウイルスではありませんでした。)

ってことで、セキュリティソフトの種類と特徴を挙げてみましょう。

セキュリティソフトが果たす役割分野は主に以下の通り。

『ファイアウォール』
ウイルス侵入の際の最初の砦。
常に進入経路を監視し、怪しいものはシャットアウトしてくれる一番大事な存在。

『アンチウイルス』
その名の通りウイルスを検出・駆除するソフト。進入を許してしまったファイルなどを検索して駆除などをしてくれる。

『アンチスパイウェア』
同じくスパイウェアを検知し、駆除してくれる。スパイウェア自体見つかりにくいので結構重要。

『アンチスパム』
迷惑メール・怪しいメールなどを隔離・駆除してくれたりする。怪しいメールがちょくちょく来る人には必須。

この他にもソフトによって役割が細分化されて紹介されたり、
様々な分け方がされているようですが、やはり主には上記の4つだと思います。






さて、続いてはソフトの比較。

『キングソフトインターネットセキュリティ』
現在広告がつくものが完全無料、広告ナシが1年千円、無期限版が2千円程度と格安。
4つの分野を幅広くカバーし、さらに脆弱性自動修復機能など、
独自の便利さがありたまりません!
自動的にウイルスチェックをしてくれるスクリーンセーバーなどもあり、
使い勝手は非常に気に入っています。
が、致命的なのが検出率。本格的にウイルス検出をしようと思ったら、
やはり年間5千円のものよりは見劣りしてしまいます‥。

『ウイルスセキュリティZERO』
3ユーザー5千円、更新料永久無料。
これは使ったことないですが、キングソフトと似たような感じでしょう。
安価なソフトを多く排出しているソースネクストさんの製品です。
これも総合セキュリティソフトなので、上記の4つの分野をカバーしています。
誰か使った感想などあればメール掲示板まで。

『ウイルスバスター』
3ユーザーで1年間約5千円。
この会社には、オンラインスキャンでお世話になっております。
なんと、ユーザーでない人でもオンラインでウイルスなどを検出し、
さらに駆除までしてくれるという素晴らしいもの。
それはさておき、これも総合セキュリティソフトなので幅広くカバー。
検出率もそこそこ。だけど一つ問題があるとすれば、
某オンラインゲームと相性が悪いと有名。

『NOD32』
1ユーザー年間3200円?。
つい最近まではNODはアンチウイルスソフトとして独立した物で、
Windows Meや98にも対応している数少ないソフトのひとつだったのです。
なのに最近、仕様変更したっぽくて、動作環境一覧にMeなどが載らなくなりました><
検出率の高さには定評があり、信頼性も高いソフトです。

『ESET Smart Security』
1ユーザー年間4200円?。
NODにファイアウォール・アンチスパムなどを追加し、総合セキュリティソフトとなったもの。
比較的新しい製品なので総合ソフトとしての評判は知りませんが、
検出率の高さは信用できそうですね。

『ノートン インターネットセキュリティ 』
1ユーザー年間6825円。
かの有名なノートン先生(笑)。
動作が重くメモリを食うことでも有名だった。
知名度No1で機能も多彩。総合セキュリティソフト。
会社もかの有名なsymantecだから有名なのは致し方ない。
検出率も良い方だが、確かNODとかに敵わなかった気が・・。
パソコン性能が良い人は入れてみても良いかも?

他にもマカフィーやらウイルスブロックやらカスペやらウイルスドクターやらあるのですが、
様々な観点から製品比較をしていたらキリがないので、
とりあえずここまでにしておきましょう。






貧弱パソコンでも動かしたい!


こうお嘆きの方は多いはず・・!
そう、Xpとか2000を使ってる人は何の苦労もないワケだけど、
Windows Me、95、98なんかをご使用の方は、色々と苦労が耐えませんよね!
そんなワケで、貧弱パソコン(失礼)をお使いの方の観点から見てみたいと思います。

まず、セキュリティソフトに限らず、全般に言えることですが、
古いOSはサポートから見放されつつあります。
ですが、案外、古いOSというのは、最近メジャーの
XPやVISTAなどのOSよりもウイルスにかかりにくかったりするのです。
それは何故かと言いますと、ウイルスは最初、進入して対象のOSかどうか調べます。
その地点で対象のOSに当てはまらない場合は、活動せずに終わったりするのです。
(あくまでそう言う場合もあると言うこと、安全だとは言い切れません)

なのでMacなど少数派OSにウイルスが進入しても
ウイルスにかからないのはそう言うワケです。
そもそもサポート対象外とされがちな古いOSと
最近のメジャーOSとではシステムの仕組みが違うため、
ウイルスを動かすためのプログラムも当然違ってくるワケで、
なので最初にウイルスが活動するのに適した環境に合致するかを確認します。
過去ログを調べてみると、うちのWindowsMeには何度かウイルスが進入しているのですが、

活動しようとした地点でOSの仕様がちがうため動かずに終わった例が沢山出てきました。

ってことである意味古いOS(正確にはwindows9x系やMac)は安全なのですが、
一方で、既にマイクロソフトからサポートが終了してしまっているこれらのOSは、
あらたに脆弱性が見つかっても、当然直してくれないワケで、
ある意味では危険なOSという2局面を持っているのです。

それではごたくはこの辺にして、古いOSでも動くセキュリティソフトを挙げてみましょう。

・キングソフトインターネットセキュリティ
・NOD32
・ウイルスブロック
・avast!(無料)

私が知っている限りでは以上です。
しかも、NODとキングソフトはバージョンアップが終了している模様。
avastはフリーソフトなのですが、誤検出が目立ちます。
また、avastはアンチウイルスのみなので、
最低限ファイアウォールとアンチスパイウェアは入れたいところです。
何にせよ、古いOSを使うなら、機密文章や知られて困る情報は置かない方が良いのと、
安全性は期待できそうにありません><


※この記事は2008/9/11地点の記事です。