☆2012-08-23 発行☆


第41回★ごっきゅん☆通信present by 極楽地獄会柱開闢(ごっくー)



はぁーい!みんな、元気かなー?☆(歌のお姉さん風)
夏休みも残り僅かっ!今からでも夏は謳歌出来るはずッッ!
今回のキャラトークはいつもとは打って変わって
バイオレンス(暴力的)で殺伐とした内容が含まれております。
でもこんなシリアスなのもたまには・・?
ハチャメチャごっくーとはちがって、
ちょっと人間味のある一場面をお楽しみください。


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●キャラトークのこーなー●
ここでは極楽地獄のオリキャラたちが対話形式で色んなことを語ります。
キャラクターの簡単な紹介はこちらをご覧下さい。

≪今回良かった&気に入ったキャラクターは?≫
(クリックしてね☆) ヴァイオレット ローザ ダンテ イコン ノルディ
レッド ブルー イエロー ブラック ホワイト
きゃらトーク
レッド ひゃっほい!お盆入ったな!盆休み〜〜!!いえーーー!!!!
イエロー もっ!レッド!タオル一枚で暴れないでくれる〜?
あっきの捕まえようとしたセミが逃げちゃったでしょ!
ヴァイオレット あぁう・・今年は暑中見舞、まだ誰にも送ってないです・・・。
ローザ ごっくーからの暑中見舞いよね、あれってもともと極楽地獄のアピールのために始めたんでしょ?
ヴァイオレット そうです、でもなんか、段々と出す人が増えたり色々大変なことになっちゃって・・
ダンテ 暑中見舞いというより、立秋を過ぎたからもう残暑見舞いじゃないのか?
ヴァイオレット 立秋ってなんですか?
ダンテ 立秋は今年・・2012年度は8月7日だったな確か。
ヴァイオレット ・・・で、立秋っていったい
ダンテ まぁそもそもお前が暑中見舞いを出そうが出せまいがどうでもいい、
そんなことより・・人間界に降りてくる時に泥を浴びてしまってな、羽を洗いたいんだが・・。
ヴァイオレット ・・・・あのぉ・・
ローザ ダンテの羽って・・結構広げたら大きいじゃない、どこで洗うのよ。
ダンテ わざわざメルマガ収録のためにこんな辺鄙なところに呼び出されたんだ、
当然ここで然るべき対応をするのが礼儀だろ。
ヴァイオレット ごっくーに礼儀なんて無いですよ。15時間労働なんてへいきで言いつけられるんですから!
イコン 天使には労働基準法なんてないよね、そもそも天界でもずっと働かされる時期ってあるじゃない?
ヴァイオレット 天界は疲れないからいいじゃないですか〜
ダンテ まあ人間界で過ごす時の疲労の蓄積率は尋常では無いな。
レッド ってお前らそんなこと言ってっけど人間界でそんなにあくせく働いてるとこ見たことねえぞ!
ノルディ バカね、清らかな天使は人間界でつったってるだけで、
50代のサラリーマンが日付が変わる頃まで働き詰めた並の疲労感が出るのよ。
レッド それって単に、弱いってことなんじゃ・・ッブホッ!?
ノルディ 何いってんの、アンタたちだって天界に来ればその腹の汚さのせいで浄化されて消し炭になるわよ?
レッド え・・とノルディさん、表情一つ買えずに喋ってる途中でいきなしぶん殴るのやめてもらえませんっすか!?
ノルディ ・・・・・・・・・・・あ?(ギロッと上から徐に睨む。ものすごいド迫力のある表情で。)
レッド ごごごごごめんなさいすみませんなんでもごじゃりませんっっ!!!
イエロー おぉー、レッドが引いてるよ、尻に敷かれてる〜
レッド うるへぇいぞそこっっ!!こう見えてものすっげ痛かったんだぞ!!!!(涙)
ノルディ 見苦しいモン晒してるんじゃないわよ。服着ろっての!
レッド わわわわ・・・わかったから、蹴らないで、まじ!蹴るのはヤメッっ・・!
ローザ コソコソ・・(ノルディ・・いつになく荒れてない?)
ヴァイオレット コソコソ(そうですか・・?いつもこのくらい怖いですよ!あでも、確かに今日は一段と・・)
イコン こそこそ(ひすてりーってやつなのかな?慣れない人間界だと大変なのかもね。)
ヴァイオレット コソコソ(きっと道端にくっついたガムとか踏んじゃったんですよ、
その紫色のガムが取れなくて、靴裏を掃除するのに4時間もかかったとか・・)
イコン ・・・・それ今朝ヴァイオレットが遭遇した話じゃない。
ヴァイオレット わ!小さい声で話さないとダメですってばっ・・
ノルディ なに・・?なんなの?何で小さい声?
ヴァイオレット うわわ・・なんでもないですよ・・!
ノルディさんはガム踏んで人に八つ当たりするような器の小さな天使じゃないですもんねっっ!
ノルディ はぁ・・?何いってんだか。ていうかあたしのこと器の小さい天使って言った?
ヴァイオレット いいいい、いってません言ってません!
レッド あーあ、ガム踏んだぐらいで俺たちに八つ当たりなんかやってたのかよー
ノルディ ガムなんて踏んでないから、というかアンタはとっとと服着なさい!!
レッド ぐへっ・・!!け・・・蹴りはナシの方向で・・!

――――――――――謎の間(笑)――――――――――
ヴァイオレット 喋ってるうちにお盆が過ぎちゃいました・・。
レッド なんだソレ!!俺らお盆中ずっと喋ってたってことかよ!
ブルー タオル一枚でか。
レッド そうタオル一枚・・ってそうだよ俺タオル一枚じゃんか!!
ノルディ 冗談じゃないわ、こいつらとお盆期間中ずっと過ごしたっていうの?
お盆期間中にデート16件ほど申し込まれてたのにっ!
ヴァイオレット えっ、ノルディさんってモテたんですか?(この性格で・・)
ローザ ムチムチボインだものね☆
ヴァイオレット あわわ、ローザ先輩がそんな言葉言っちゃいけませんよ!!
ローザ あら、どうして?ノルディってセクシーバディだと思わない?
ヴァイオレット お・・・・ぉ、ぉ、思いますけど・・その・・・、ぼくはローザ先輩の体型の方が・・
いっ、いえ、体型とかそういうのじゃなくって、その、なんていうか・・!
ダンテ アホくさい、何の話をしてるんだお前ら。人間の真似して色欲にでも目覚めたのか。
ヴァイオレット ダンテ・・!い、いつの間に〜!
ダンテ なんだ・・、盆が終わったってのに、お前らまだしゃべっていたんだな。
ヴァイオレット う・・!勝手に時間が止まったんですよ、僕達のせいじゃありませんっっ!
ダンテ はぁ?なんだそれは・・??
・・とにかくシャワーを使わせてもらったぞ。ものすごく狭かったが。
ヴァイオレット あれ、ダンテなら、『シャワーを使ってやったぞ』じゃないんですか??
ダンテ 俺を何だと思ってる!お前と違って礼儀と言葉遣いぐらい弁えている。
ヴァイオレット へぇ〜・・意外です・・・!!!
ダンテ なんだその引きつった顔は!俺のさっきの言葉遣いがそんなにおかしいのか!
俺はお前の中で一体どんなイメージに作り上げられてるんだっ!?
レッド うへーーっっ、着替えが無くなったー!!俺の着替えーー!!
ダンテ ん・・・?
レッド 誰か俺のリップドジーンズと紫のロンT知らね?
ダンテ ・・なに、あの身の毛もよだつほど薄っ汚い布切れはまだ使うものだったのか!?
イコン まさかダンテ、その服どうしたの?
イエロー 穴あきジーンズ見てもう履けないとか思って捨てちゃったとか!?
ダンテ 捨てた。
レッド はぁーーーーーーーーっっっ!!?
イエロー 時代の流行についていけなくて穴あきジーンズを捨てちゃった
あっきのおばあちゃんと一緒のレベルだったんだね、ダンテって。
ブルー 穴あきジーンズ・・捨てられたのか、イエロー?
イエロー まあね、近年よくある話だよ。
レッド どういうこった!!あれいくらしたと思ってやがんだチクショー!!!!!!!!
ダンテ なんだ・・どうせ道端ですれ違った初老の男性のコートから盗み取ったお金で買ったものだろう?
レッド な・・・なんで知って・・・!!!!?
ダンテ 俺が天使だということを忘れてはいけないな。
レッド なにを!?天使がどれほどのモンなんだよ!!?
ダンテ お前の悪事は色々と報告があがってるぞ、ヴァイオレットからもな。
レッド ・・・んなにぃ!!!?すみれっちお前ってばチクリマンだったのかよ!!?
ヴァイオレット い・・・・いえ、そういうつもりは・・・。
レッド はっ!たく、人間に裏切られるならまだしも、天使にまで裏切られるとは思ってなかったぜ!
胸クソ悪りぃ・・!
ヴァイオレット ・・・・・・!
レッド ・・もうお前のことなんて信用しねーからな・・!
ヴァイオレット ・・・・・・・・・・・っ!
ヴァイオレット う・・・うぅ・・・・!(タタタッ)
(半泣きしながら部屋から出ていくヴァイオレット)
ローザ 待ってヴァイリン!!(タタタッ)
(ローザもヴァイオレットを追って部屋から出ていく)
レッド ・・・・・・・・・・・・。クソうぜぇ!!
レッド ガコンッッ!(ゴミ箱を蹴りひっくり返すレッド)
ノルディ ウザいのはあんたよ!さっさとゴミ箱直しなさい!
レッド はぁ・・!?誰に向かって口聞いてんだクソ天使!?
イエロー (レッド・・・なんか態度がヘンだよぉ〜・・・)
ブルー (レッドが不良の本性を出したな・・)
ノルディ 目障りなのよあんた、他人に迷惑かけるなら他所へ行きなさい。
レッド 目障りなのはどっちだァ!?テメエのその生意気な舌引っこ抜いて、カッターで剃り込んでやんぞッ!
イエロー お・・おさまろうよ・・・れっど・・。
レッド あァ!?
イエロー ・・・ぐっ・・!い・・いだい・・!!
レッド (レッドの怒りの矛先がイエローに向きイエローの髪を強く引っ張る)
レッド お前も邪魔すんならな・・この頭に一生残る傷作ってやろうか!
イエロー う・・うぅっ!・・・えぐっ・・(泣)
あっき止めに入っただけ・・・で、なにも・・・してない・・・っっ
レッド 俺の邪魔する奴はみんな敵だっ!!
イエロー 目がすごく血走ってるよ・・・いつものレッドに戻ってよ・・・・うっうっうぅっ!
(ただひたすらにイエローはむせび泣いていた)
レッド うっぜぇんだよ!!!ドガッ!!
(イエローを思い切り蹴り上げて鈍く低い惨たらしい音が部屋にこだまする。)
イエロー (ギャッと、動物めいた呻き声を上げて、床に力なく倒れたイエローをブルーが抱き抱えた。)
ブルー 大丈夫か・・・イエロー・・・
イエロー うっ・・・ぐっ・・・ゲホゲホ・・・っっ・・・
・・・・レッド・・・レッドが・・・・こわい・・・・・よ・・・うっううぅっ!
ブルー (・・・泣いてる・・レッドが豹変したことの方がショックなのか・・・)
レッド ノルディ・・!!!
ブルー (ハッ!今度は攻撃の矛先があの天使に・・)
レッド おいどこ行った!!ノルディ・・!!!あの天使め・・・!
俺を前にして消え失せやがって・・・!!おちょくってんじゃねーぞ!!!?
ブルー ・・・・・・なんだ??・・・ノルディは・・・目の前にいるのに・・・
まさか見えないのか?
レッド おいっ!出てこいっっ!!
(大声を上げすぎたのと、怒りとでレッドの声が掠れ始める。)
ブルー ・・・・・・・・・・・・・・。
レッド (レッドが怒りに任せて部屋中のものを壊し始めた)
おい!出てこいっつってんだろ!!聞いてんのか偽善天使!!?
ノルディ ・・・・・・・・・・・・・。
酷い言われようだけど見えてないのね、あたしのこと。
ダンテ 天使が見えなくなったということは声も聞こえなくなったということか。
ノルディ 天使が人間を見捨てるのではなくて、人間が私達の存在を拒絶するのよ。
ダンテ ふ、俺にはどうでもいいことだ、この人間の悪行は今記録装置にきっちりと記録中だ。
こいつはこの悪行の結果、後でどんな目に遭うかなど知る由もないのだろう。
ブルー (2人の天使が何かぶつぶつ呟いているが、ここからでは聞き取れない・・。)
ブルー あの・・・レッドは天使が見えなくなったんですか?
(2人の天使に近寄って聞いてみる)
ノルディ そうみたいね。
ダンテ 心の目が盲目になり過ぎて、もう何も見えないんだろう。
だからああやって人間性を失った狂人のように暴れ狂ってる。
ノルディ よくある人間の末路のパターンのひとつよね。
ブルー ・・・・・・・・・・・っ。(咄嗟に眉を顰め、ブルーはこう反駁する。)
・・・レッドは、そんなヤツじゃないです。そして末路でもない。
ノルディ 現に今そうなってるじゃない。
ブルー アレはたまたま、レッドにとってとても琴線に触れることに遭遇してしまっただけです。
彼の悲惨な過去を、あなた達は知っているんですか?
ダンテ 過去か・・・イコン、お前なら知っているんじゃないのか。
・・・・・・ん?・・・っ!イコン!?
イコン ご・・ごめん・・・もうタイムリミットかな・・?
ダンテ だから早めに戻れと言っただろう!体が消えかかってるじゃないか!!
イコン うん・・・ごめ・・・・・・、あっ・・・・ブルーさん、
ブルー ・・・・はい?
イコン レッドさんがキレたのは、彼の中のとても繊細な心が再びひどく傷ついてしまったからだと思うよ。
別に狂人になったんじゃなくってね、彼はとても悲しいんだ。裏切られたと思ってる。
ブルー ・・・・・俺も、そう思います。
イコン ホントは、怒り狂ってるんじゃなくて、悲しみが酷すぎてどうしようもないんだ。
ブルー ぶつける先が見つからないんですね・・。
イコン 彼の過去を見たことはあるよ。過去の彼がいて、今の彼がいる。
・・・彼は、レッドはとても努力と苦心をしながら、イチバン善人の道を選んでる。ぼくはそう思うよ。
ブルー ええ、俺も・・、レッドはものすごく苦しみながら、最良の道を選んだんです。
ダンテ イコン!!いい加減にしろ!自分の存在が消えかかってるんだ!手遅れになる前に今すぐ天界に戻れ!
イコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ダンテ・・・、人間に直接接触する天使たちが、もう少し・・・昔の天使みたいに、
人間に愛を持って接してくれる天使が・・・ふえた・・・な・・・・・・ら・・・・・・・・・
イコン あっ・・・・・!(バシュッ!)
ダンテによって消えかかっていたイコンは天界に強制送還させられた
ダンテ イコン・・・・・・!!あの馬鹿天使めがっ!俺が強制送還までしないと帰らないのかアイツは・・!!
ノルディ よっぽど・・・あんたのことが好きなんじゃない?
ダンテ ・・はぁ!?
ノルディ まぁ・・、いいけどね、わかってないなら。
ダンテ ・・・・・・・・・・・・・・・。
――――――――――一方――――――――――
ヴァイオレット うっっ、うぐっっ!ひっくっ・・!
ローザ ・・・もう泣かないで?
ヴァイオレット いっつもこうなんです。人間の人たちと関わると、いっつも・・!
・・裏切られたとか、失望したとか、どうして助けてくれないんだ!とか・・
ヴァイオレット ・・・・お前はそれでも・・・・天使なのか・・・・・・・・とか。
ローザ 仕方がないわ、天使は人間のお手伝いは出来るけど、
直接願いを叶えたりとか、直接力を貸しちゃいけないもの。
ヴァイオレット ものすごい目で見てくるんです、最初はものすごく嬉しそうに、キラキラした目でぼくを見て、慕ってくれるのに、
そういう人ほど・・・・ぼくに裏切られたっ・・!!って、すごい表情で罵ってきて・・・
ローザ 天使に過度に何かを期待しすぎたのね。期待と失望は隣り合わせだもの。
ヴァイオレット もう・・ぼく、この役目嫌なんです・・。天界にいるときと変わらない。居心地の悪さが・・。
ローザ 人間の悪行と善行を書き留める傍観者としての書記の役目は、天使が人間の目に見えるようになってからは
そういう嫌な思いはいっぱいするようになっちゃったわね・・。
ヴァイオレット ・・・・うぅ・・・・
ローザ でも、ルーミネイト様は、ヴァイオレットなら耐えられると思ったんじゃないかしら?
ヴァイオレット え・・・・
ローザ 必ず誰もが味わう、その人間の期待と失望の感情は、綺麗な天使にとっては耐え難いほどの刃よね。
・・・でも、生まれた時から天使と悪魔の間で苦しんできたヴァイオレットなら、きっとその刃にも耐えられる。
ローザ だからきっと、ルーミネイト様はこの書記の役目をヴァイオレットに命じたのね。
ヴァイオレット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ヴァイオレット ・・・でもぼく、もうこれ以上大変な想いをするのは嫌なんです!
ローザ ・・・・まずは落ち着いて、もっとリラックスして、あまり思いつめちゃダメ。
何もあなた独りで戦ってるんじゃないのよ。側には私とか、沢山の守護天使がいる。
ローザ それをわかって、意識して、必要なときには躊躇せず助けを求めるの。
ヴァイオレット ・・・・・・・・・・・。
ローザ ほうら、もっと肩の力を抜かなきゃ〜、まだまだ硬いわよ、・・ココら辺とかっ!
ヴァイオレット ・・・っ!いだだだっっ・・!いだいいだい!
ローザ 思いつめるのはやめましょ?嫌な気持ちしか浮かんでこないでしょ?
ヴァイオレット う・・・
ローザ それよりね、この空気とか、天界から人間界に降り注ぐ、この光とか、
目一杯深呼吸して、何も考えずにただ空気と光の美しさを満喫すればいいのよ。
ヴァイオレット ・・・・・・そんな気にはなれません。ぼくどうせ暗いですもん。
ローザ ほらほらぁ〜、そうやってイジケない!素敵な顔が台無しよ?
ヴァイオレット ぼくの顔なんてどうせそんなにイケてないですもん・・。
ローザ あら、どんな顔でも笑ったら、どんなにイケてる顔よりも素敵になるのを知らないの?
ヴァイオレット えぇ〜・・
ローザ 笑ってるヴァイリンの顔、私好きよ。
ヴァイオレット ・・・・・・!
ローザ あら、なぁにぃ〜?今度は変な顔になっちゃったみたい。
ヴァイオレット うわっ・・!なんでもないです、顔のぞきこまないでくださいっ・・!
ローザ ふぅん・・?・・・・どうして?
ヴァイオレット な、り、理由なんてないですってば!・・ぼくもう行きますから。
ローザ あら?帰るの・・?
ヴァイオレット レッドさんが・・気になるんで・・・
ローザ あらあら、ヴァイリンはやっぱり天使なのね。
――――――――――一方――――――――――
ブルー おい、レッド・・・。
レッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ブルー そんな路地裏でうずくまってたら・・・・
レッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブルー ・・・蚊が寄ってくるぞ。タオル一枚だし。
レッド ・・・・・・・・・・・・・・・む。
ブルー 人に見つかったら変態だと思われる。
レッド そんなこと言いに来たんなら帰れ!
ブルー あ、いや・・・・、せめてこれでも着るか?
レッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・それババシャツ・・。
ブルー タンスを漁ってみたらこれしかなくてな・・
レッド ・・・・誰のなんだよ。
ブルー あの家、ホワイトの別荘らしいから・・ホワイトの・・・ババシャツ?
レッド ・・・・・・うえっ。
ブルー ・・あ、だがここに・・裾に・・名前が縫ってある・・・
・・・・マエダ・・・・キクコ・・・・???
レッド ホワイトのカノジョ?
ブルー ホワイトの彼女はババシャツを着る趣味があるのか・・
レッド アイツってヤバいんだな・・・・色々と・・・・。
――――――――――そのころホワイトの別荘では――――――――――
ホワイト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ホワイト なん・・・・・ですかこれは!
ブラック えれぇ散らかりようだなァ、喧嘩でもしたか?
ホワイト 人の家に上がり込んでおいて部屋中のものを散らかし三昧にするような子に躾けた覚えはありませんっっ!
ブラック しかし、誰もいねぇのな。
ホワイト せっかく麓の村の店まで全員の分のかき氷を買いに行ったというのに。
ブラック で、俺は荷物持ちかー?荷物ぐらい自分で持ちゃあいいだろ。
ホワイト 荷物持ちの任まで拒否するなんて・・、
もしかして私への今までの借りを完全無視する気ですか?大した器量ですねぇ
ブラック だってこの炎天下での荷物持ちはねえだろ〜、最近は干からびて道端でお前に助けられる回数も減ったろ?
ホワイト それはあなたが人の家の床に勝手に住み着いて冷蔵庫を漁っているからでしょう。
ブラック ・・・・え、なんのこと・・・・
ホワイト 2度も同じ手は通用しませんよ。私への借りは・・そうですね、体で払っていただきましょう。
ブラック ちょ・・・ちょっと待て待て!俺に何させる気だよ!
ホワイト ・・・忘れたんですか?私が体でと言ったら・・・アレに決まっているでしょうに。
ブラック あ・・・アアア、あんなの俺にさせんな!!じ・・じょじょ、冗談じゃねえ・・!
ホワイト そんなに震えなくても大丈夫ですよ。今度こそは大事になったりしませんから☆
ブラック うをおぉーーーーっっ!!!いやだぁーーーーー!!!!俺は人間としての尊厳と自由を勝ち取ってみせる!(逃亡)
ホワイト あ、みなさんの分のかき氷持ったまま逃亡なんてさせませんよ!
ついでですのでこの部屋もブラックに片付けていただきましょうか。
ブラック うぁああー!追いかけてくるんじゃねェーーーーっっ!!
――――――――――そして――――――――――
レッド ・・・・・ぶえっくしょい!
ブルー ・・・・・・・・・・・・・・・。
レッド ・・・・なぁ、このババシャツと、お前の着てる紺のドレープカットソーと交換しないか・・?
ブルー ・・・・遠慮しておく。
レッド ・・・いや・・・むしろ・・・・・交換しやがれッ!
誰かにババシャツとタオル一枚のこのカッコを見られたら一巻の終わりだッッ!!
ブルー しかもタオルの柄がキテ○だしな。
レッド 風呂から上がろうとしたら、普通の白地のバスタオルが置いてあったはずのところに
このキ○ィのバスタオルが置いてあったんだよ!
ブルー 誰かがすり替えたと?レッドの趣味じゃなく?
レッド ・・んまァ・・これ履いて女の子に人気出るっつぅんならやってもいいけどよ。
ブルー 前にそういうことをやって、キモい〜、と囁かれていただろ。
レッド うっせ・・・!思い出させんな!
ブルー ・・・・・・・・・・・・。
レッド ・・・・・なんだよ急に黙りこんで。
ブルー ちょっとは元気出たか?
レッド ・・・・はぁ・・???・・・・・・・・・・。
レッド ・・・なんだよソレ、口聞いてソンした。
ブルー お前頑張ってたもんな、なるべく暴力は振るわないって、
レッド ・・・・うるせぇ・・ほっといてくれ。(うつむいて目を潤ませるレッド)
ブルー 頑張ったけど、ああなったのは仕方ないんじゃないか?
レッド どうせ俺はサイテーな人間なんだよ!
どこで野垂れ死んでも不思議じゃないグズ野郎だ!だから放っておけって!
(絞り出すような声で言うレッド)
ブルー はぁ・・お前な、そんな自分責めるなって。
万引きも喝上げも、やめたんじゃないか?
レッド さあね、そんなことブルーにはカンケーない。
ブルー 俺はお前がどんなに昔の自分に戻ったって、お前が頑張ってるのを知ってる。
レッド ・・・・クッサイセリフ。
ブルー 俺はお前の味方でいるつもりだから。
レッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ブルー だから自分責めるなよ。
レッド ・・・・・・・・・・っ
両腕を打ち震わせて、声にならない声を上げて、レッドは密かに泣き始めた。
泣いているのを感づかれまいと、必死にうつむいているが、
ブルーはレッドの小刻みに震える背中を見て、泣いているのだとわかった。
これはよくある極レンジャーの日常の一コマ。
2012年の一夏の思い出であった。
日も陰り始め、夜鷹がどこかの上空で鳴いているのが聞こえた。
The End?





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極レンジャー秘密基地・・の台所

レッド ってか何だよ俺だけ悪者っぽ!
ブルー 極レンジャーのリーダーっぽいのにな、レッド(赤)だし。
イエロー 悪者だよレッドの馬鹿!ぼくレッドに蹴られたとこ結構アザになってるんだから。
レッド ・・・・・・・・・・・・・・!
ヴァイオレット (あわわ・・また張り詰めた雰囲気に・・!)
ダンテ それにしても、これメルマガ収録用の会話なんだろ?長過ぎはしないか?
ヴァイオレット (ダンテ、珍しくナイスな方向転換っ!)
イエロー きっと長すぎてメーラーで読み込めないとかになっちゃうんだよ。
ブラック むしろ長すぎて読む気がしねぇ〜、みたいなな。
ヴァイオレット あれっそういえば、どうしてみなさんこんな蒸し暑い中パンケーキなんかに食いついてるんですか?
ローザ 私が焼いて持ってきたのよ〜、ヴァイリンが来る前にね☆
ブラック いやぁ、ホワイトから逃亡したのが原因で、そのあと飯がもらえなくてだな、
イエロー ホワイトがご飯くれなくなったのってブラックが原因だったの!?
レッド 俺ら朝も昼もなんも食ってなかったからな〜
ヴァイオレット だからみなさんローザ先輩のパンケーキ、そんなにがっついて食べてるんですか〜。
レッド せめてこの蒸し暑さをなんとかしろって感じ。
イエロー 誰かのせいでホワイトの家追い出されちゃったし〜、ここの空き家しか集まるとこないじゃない。
ブラック んまぁ、ごっくーの秘密基地は何箇所にもあるんだが、
こっから遠かったり、ブルーの家は母親が帰って来てたりして行きにくいんだわ。
イエロー 八百屋さん家は今お客さんがいっぱいいて入れないっぽいし〜
レッド なぁせめてオレンジジュースとかねえ?
イエロー あるわけないでしょっ、空き家なんだから!
レッド あ〜ぁ、ホワイトん家とブルーん家はけっこー居心地よくて良いのになぁ〜
イエロー でも冷暖房設備面でいうと、ローザカフェとブルーん家だよね〜
ブラック 俺ァでも聞いたことあんぞ、確か本当にホワイトが住んでる
家っつーのはマンションで、冷暖房完備だって話しよ。
イエロー え〜それずるぅ〜!じゃああっきたちにはわざとエアコンのない別荘を紹介しておいて、
ホワイトは実はマンションでぬっくぬく過ごしてたってこと〜!?
レッド ぬっくぬくじゃなくて冷え冷え〜、じゃねー?
イエロー それもそうかも!ずるいよ〜
ブラック いっぺんやってみっか!
イエロー ・・・・・なにを?
ブラック ホワイトの野郎の後をつけて・・家の場所を割り出すんだ!
イエロー うわぁ面白そー!
ブラック ヨッシャ!そうと決まりゃ、今度ホワイトを見かけた時に尾行するぞ!
イエロー おー!
レッド おうーーー!
ブルー (いいのかそれ・・。)
ヴァイオレット (なんだかんだでいつもの極レンジャーに戻ってますね。ふふ、よかった。)
※尾行や家の割り出しは真似しちゃいけません。





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HP:更新情報

8/23 第41回ごっきゅん通信メルマガ発行

8/19 ごっくーのお絵描き掲示板(byIllustbook様)を再設置→gallery

8/18 りんさんHP[星屑紅茶館]リンク一件追加→link

8/12 キャラのお言葉の回答2種類追加→other

8/8 ごっくーカウンターキリ番Hit記念絵&○周年記念絵の一覧ページ作成→gallery
gallery戴き物カテゴリにフィガロ氏からの1周年記念絵と1500Hit記念絵を追加
gallery捧げ物コーナーでサウスパークとファイ/ラリーのメルヘン魔法の森の絵のリンク切れを修正
gallery画像全ページに極楽地獄会柱開闢topへのリンク追加

7/24 七夕漫画完成!!→gallery
galleryに漫画カテゴリ追加
ハロウィン/クリスマス漫画galleryメニューに追加
topすみれ君セリフ変更

7/23 七夕漫画2ページ目追加→gallery

7/21 gallery贈り物カテゴリ追加!
サウスパーク/South Park海岸の絵追加→gallery

7/17 後書きキャラトーク追加→4周年誕生日イベント特設会場
twitterBOTヴァイオレット、セリフ30個追加
topすみれっちセリフ変更



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