雪降らないかな〜〜 | |
・・・は? | |
ヴァイリン、今の季節だと雪が降っても途中で溶けちゃうわよ? | |
せめて涼し〜〜くてちょっとひやっとする北風とか吹くといいのに〜 | |
そんでもって、蚊とかも、どーせ現れるんなら分厚い服着てる冬に現れてほしいです〜 | |
それ現れても意味ないね〜 | |
服が分厚すぎて針が刺せないなんていい気味です。 | |
それなら顔か手が狙われるだけだろ。 | |
顔はムカつきますね・・。手はひっこめてれば大丈夫ですけど。 | |
第一生物学的にそんな効率の悪い阿呆な進化の仕方はしないだろ。 | |
いくら強いもの勝ちって言っても・・ か弱いミツバチさんの数が減って、 こわ〜いスズメバチの勢力が拡大していったらヤですよ〜 | |
同感だな。 | |
え!ななななんですか急に。どうしたんですぼくに賛成してくれるなんて・・・!!!!! | |
ぼくも身震いしたよ、さっきとっさに。 | |
・・・・なにか魂胆があるんじゃない? | |
あら〜天使なのにダマしはダメよぉ? | |
もうお前らのその反応はいい加減慣れてきたが・・・ | |
そう?つまんないな。 | |
同じ手口だとさすがのダンテでも反応鈍くなるのね。 | |
ザンネン〜〜☆ | |
・・・・・・お前ら、やっぱ面白がってたな?わざとなんだな?(今に見てろ・・・) | |
あ、さっきダンテが密かに復讐を企んでたよ。 | |
なによあんたサイテー。見た目通りの陰湿天使? | |
も〜〜ぉ、ダンテってば天使なのに復讐なんて考えちゃダメなんだからっ☆ | |
(・・・・イコン、勝手に心を読みやがって・・・。こういう時厄介だな。) | |
・・ホントはなんでぼくに同感してくれたんでしょ。 | |
あれ、何の話に同感したんだっけ。 | |
ミツバチさんの数が減って、スズメバチさんの数が増えちゃうのがイヤ、って話じゃない? | |
へぇ、すべてのものを平等に愛する天使がスズメバチ嫌い? | |
要は力と攻撃性ですべてをねじ伏せようとする悪魔どもと花(神の光)の力を借りて 芳潤な蜜を作り人間たちに分け与える心優しき天使たちとの対比だな。 | |
スズメバチの攻撃性がいわば悪魔でミツバチが天使って?ダンテはどう見てもスズメバチに見えるけど。 | |
なんか言ったか! | |
べ〜つに。 | |
ダンテはどう見てもミツバチって雰囲気じゃないよね。 | |
ミツバチとスズメバチの2択なら、100人中100人がダンテはスズメバチっぽい、って答えそうです! | |
ダンテの意識の中では自分が美化されすぎてるんじゃない? | |
いくら天使でも、そこは美化しちゃダメよね。 | |
あれですね!イタい子、ってやつですね! | |
ヴァイリンってばそんなホントのこと言ったらダンテが可愛そうよ〜いくらダンテでも泣いちゃうかも☆ | |
鬼の目にも涙ってやつ?是非見てみたいわ。 | |
カメラならここにスタンバってるからいつでも大丈夫だね。 | |
・・・・お前等な、毎度毎度毎度・・・・!人がせっかく大人しくしてたらどこまでも言いたい放題言いやがって。 | |
ありゃ・・ | |
(さすがに怒った?) | |
1対3は天使らしくないぞ!!!!言いたいことがあるならまわりっくどい嫌みでチクチク攻撃せずに直接言えっっ・・・! | |
あら、1対3・・・って・・・ | |
あたしと、ローザと、イコン。・・・。 | |
え!ぼく、ぼくは!?ぼくは数に入れてもらってないんですか!!?そんなぁ〜〜〜じくじく。。 。 | |
ヴァイリン落ち込むことないわ☆ヴァイリンの言葉は愛が深すぎて攻撃の数にすら入らないってことなんだから☆ | |
むしろトキメいてたりして。 | |
ぷふっ・・・。 | |
・・・あぁぁ〜〜〜!もういいっ!お前等とはもう口などきかんからな。 | |
ダンテぼくが何言っても傷つかないで、むしろトキメくってほんとですかぁ・・??! | |
・・・阿呆!!!ちっぽけなお前の言葉など嫌みですらないわっ!今すぐ俺の視界から消えろ! | |
・・・・・・・・・。 | |
・・・・・・・・・・・・・・。 | |
(あ。。。なんか地雷踏んだ雰囲気。) | |
・・・・・・・・・・・。 | |
・・・・な、なんだ、お、俺が悪いのか?さっきまで俺に散々嫌みを言ってきたお前等は悪くないと? | |
言って良いことと悪いことがあるよね。 | |
ことばの傷って一旦ついちゃうと、ずっと治らないものよね・・。 | |
・・・・さっきのはダンテが悪い、ように見えたけど? | |
ヴァイリンはダンテに嫌みなんて言ってないものね〜〜 | |
もし言ってても天然なだけよね。悪意はないわよね。あたしたちみたいに。 | |
やっぱ故意に嫌み言ってたんじゃないか・・。 | |
あやまってあげなよ・・・ダンテ。 | |
その前に私たちが先にあやまるわ〜、からかいすぎちゃってごめんね。 でも嫌いな人をからかったりしないのよ。大切に想ってる人が素直になってほしくてついからかっちゃうの。 | |
・・・・・・・・。 | |
そうだね、ぼくもごめんね。いいすぎちゃったかな? | |
あたしは別に・・・思ったことしか言ってないけど。うん・・・多少はわざとだけど。 | |
もういい、お前等の謝罪など聞かなくていい。だから俺もこいつには謝ることはない。じゃあなっ!(バサバサッッ・・) | |
うっそ〜逃げちゃったわダンテ。 | |
素直じゃないね、ダンテも。 | |
え、何、謝り損したの? | |
・・・・・・・。 | |
あっ・・・ええと・・・・ヴァイリン? | |
昔からああなんです、ぼくは数に入れてもらえなかったり、もう、そもそも視野にも入ってないし、 存在しないような扱いで、たまに、ダンテが悪いってなっても、口が裂けても謝らない・・・あんな感じで。 | |
毎回意地になって逃げちゃうんです。ずっと前ルーミネイト様に指摘されたときでさえも。 ・・・絶対ぼくには頭は下げないんです。 | |
・・・よほどのことがあったんだね。 | |
あんたら実はそこまで仲悪いの? | |
・・・・悪いってもんじゃないですよ。なんどか本気で殺されかけました。 | |
・・・・・・・・・。 | |
・・・・・・・。 | |
あんたちゃんと抵抗したの? | |
ダンテは昔っから、ぼくより成長が早くって力も強かったんです。 必死で抵抗してダンテに深手を負わせたこともあったけど、こわくなってぼく、逃げました。 | |
・・・・・・・・・。 それからトッヘルおじさんのところに帰りづらくなって、だんだん一人で過ごすようになってました・・。 | |
・・・・・・・・。 | |
ダンテってば相当ねじくれてるわね。 | |
よほどの深いしこりなのかな。ヴァイオレットだけに対してか、それとも悪魔全般にもなのかな・・・。 | |
・・どちらにせよ、危ないね。 | |
危ない・・? | |
悪魔たちに感づかれたら、その少しの心の隙間から一気に闇夜へ引きずりおろされちゃう。 | |
そうなりそうになったら、私たちが守ってあげないとね♥ | |
確かに、こういう時に恩を売っとけば何かと役に立ちそう。 | |
ぼくは戦闘には参加出来ないから、どうかよろしくね、ダンテを守ってあげて。そしてヴァイオレットのことも。 | |
うん、ヴァイリンもちゃんと守るわ! | |
え・・!ぼ、ぼくはいいですよ・・ | |
だから一人でダメだってあきらめて、勝手にどっかに行っちゃったらだめよ、 守ってもらいたかったらちゃんと側にいてね。 | |
う・・・は、はい、自信ないですけど・・。 | |
まあ、気が向いたらあたしも守ってあげなくもないけど。 | |
・・・・・。ありがとう・・・・ございます。 | |
もーぉ、消え入りそうな声じゃない!そんなんじゃ元気も出ないゾ! | |
大丈夫だよヴァイオレット・・。わだかまりはいつかは、解消する。もつれはいつか、解けるときが来るから。 | |
・・・・。 | |
そのとき、ダンテも君の価値を、ちゃんとありのままに認めてくれる。ダンテのしこりがなくなった時にね。 君が悪いんじゃないよヴァイオレット。ダンテの方に、原因はあるんだ。 | |
・・・・・・・・。 | |
ヴァイオレットは無言ではにかんでいた。言葉は何も出てこなかった。ただ彼は思っていたのかもしれない。 ふつうの天界での扱いに比べて、なんてここは、キセキのように温かいんだろう。 | |
このキセキの空間が今にも露と消えてしまうんじゃないか。 でもこの温かさがうれしくて、でも同時に信じられなくて、心のどこかで疑いながら、 ただただ彼は状況を見守っていた。 | |
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それにしてもアレね。あたしたちっていちお、誕生日決まってるじゃない? | |
そうだね、一番最初に決まったのがなぜかダンテで、12月7日で即決定だったよね。 | |
確か〜ダンテは射手座なのよね。 | |
ダンテって射手座っぽいんでしょ〜か?? | |
話術というか・・・心にもないことをぺらぺら言えるところがそうなのかな?とりわけ自分に利得のありそうな上級天使にね。 | |
というよりダンテは差が激しそうね〜自分に得になる天使かそうでないかによって。 | |
たぶんちゃんとした射手座さんはダンテみたいに性格ねじ曲がってないですよ〜 | |
うん、社交的で明るい射手座たちとダンテを一緒にしちゃ失礼だよね。 | |
でもダンテの情熱に一直線〜なとこは射手座っぽいかもね☆ | |
すみれさんは9月15日で乙女座〜でしたっけ?乙女座なんですかほんとに?綿密に計画を立てて完璧にこなすってイメージですけど。 | |
細かいことでいつまでも落ち込んでぐじぐじしてるとことかは?綿密さとか完璧さはまるでなさそうだけど。 | |
う・・・ほ、ほっといてください。 | |
案外表の顔は相手を油断させるためにわざとバカでドジで間抜けを演じていて実は計算づくだったりしてね。 | |
わーぁ、ぼくってすごいな〜 | |
・・・なわけなさそうね。 | |
でも責任感と律儀さは案外あるかもしれないよ。困ってる見習い天使とか通りすがりの人とかに最後まで付き合ってるじゃない。 | |
任務を放っといてでしょ。 | |
あら、乙女座さんって理想を追い求めるタイプなのね。 | |
やや夢見がちってあるわね、それならこの半天使にもあてはまってそうじゃない? | |
あれこれ小さなことでいつも悩んでるって書いてあるよ。 | |
う・・・ | |
ぐずぐずして行動できないってのもあるわ〜 | |
よかったわね、あんた案外乙女座よ | |
乙女座の良いところ完全にスルーしてるけどね | |
乙女座の良い部分は完全にあてはまってないんだもの。完璧に計画を立ててきっちりそれをこなすとか、細かいところをきちんとチェックしてるとか。 | |
ピンクとかホワイトの方がザ☆乙女!って感じがするよ。 | |
ホワイトか・・・見てるポイントが細かすぎるんだよな・・・。よくそんなとこ気づいたもんだ、ってのが日常茶飯事だからな。 | |
んでしつけーーーくてこえぇ〜〜〜もんなホワイト〜! | |
で・・でも、いっつもみんなのフォローしてくれるし、いっつも陰ながら支えてくれるよ! | |
家事も本当は分担制のはずが・・・気づけばいつもホワイトがやってる・・。 | |
う〜ん、乙女座ってやっぱすごいんですね! | |
ピンクはいつもぎゃーぎゃーひすてりーだぬん。 | |
でも細かい気配りと思いやりがあって普段からホント助かってるよ! | |
ジュースとかこぼしちゃっても、さっと拭くもの持ってきてくれるのってピンクちゃんとかホワイトちゃんよね〜ん♥♥ | |
お箸が足りないってときも、さっと用意してくれたり、ひそか〜に困ってる人をいつも助けてくれるよ乙女座さんは! | |
すごいのね乙女座って。半天使クンがまったくそんな素振りないから知らなかった〜 | |
ええ〜!ぼくだって飲み物ノルディさんに持っていったりしてたじゃないですかぁ〜 | |
あれは単にあたしが言ったからでしょ、自分から気づいて行動するのとパシられてんのじゃ大違い。 | |
うう〜・・・・。 | |
大丈夫、ヴァイリンにはヴァイリンのよさがあるんだから☆☆ | |
た・・・たとえば? | |
う〜ん・・、いつも喜怒哀楽に素直じゃない? | |
それ乙女座ぽくないに〜 | |
それと思ったら即行動!うじうじモードに入っちゃったら別人だけど、きらきら夢を追いかけるモードになったら本当にすごい何でも行動してるわよ! | |
おお〜〜〜さすがローザ先輩、ぼくのことぼく以上にわかってるんですね・・! | |
それに、気になったことはとことん追求!それがアリの数でも困ってる道ばたのおばあさんであっても一旦気になったら最後までやめないでしょ? | |
それでいつもダンテに怒られるんです〜任務はどうしたっっ!!?って。 | |
へぇ〜任務にいい加減ってわけじゃなくて、自分が気になったことに熱中するわけね。 | |
完璧主義とか言われる乙女座っぽい気もしますね。 | |
きっといつもヴァイリンなりの価値観と理屈で動いてて、でもそれを時々誤解されちゃうのよね〜ダンテとかに。 | |
あたしも理解してないけど。 | |
う〜〜〜ん、そうなのかな。 | |
でも心配性はあるよね。いつもローザやぼくのところにきて、心配ごとを永遠とつぶやいて嘆いてるもんね。 | |
イコンとローザ先輩だけはちゃんと寄り添って聞いてくれるんです。 | |
聞いてるふりして聞き流してるんだに。めんどいグチを長々と真剣に聞いてられる奴なんていないに。 | |
う、そ、それでも聞いてくれるだけでいいんです。 | |
大丈夫ヴァイリン!いつもちゃんと聞いてるわ!・・半分くらい☆ | |
はんぶん・・!! | |
最初に大抵心配ごとの原因となる事件から話しはじめて、あとはただ同じ心配ごとの繰り返しだからね。 | |
ええ〜〜、でもぼくはとっても真剣なんです・・!毎回! | |
わかってるよ、よほどつらいんだな、って毎回思いながら聞いてるから。 | |
わ〜〜〜、イコン〜!ありがとうございますぅぅ〜〜! | |
私はつらさっていうよりも、早くヴァイリンが元気になるにはどうしたらいいかな☆って考えてるわ☆ | |
ローザの方が大きな視点から見てるのかもね。 | |
元気になってくれたらそれが嬉しくって、悩みの内容まで細かく入ってこないの〜ごめんねヴァイリン。 アバウトに聞くのなら得意なんだけど〜 | |
ぼくは理屈で考えちゃってるかな。原因は何で、どこからこの感情が来てるのかなとか。ヴァイオレットが元気になってほしいのはぼくも一緒だけどね。 | |
2人とも・・・ありがとうございます・・・。 | |
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ちなみにコレ、以前メルマガでボツったやつよ。 | |
メルマガに入りきらなかったボツトークを
7周年記念で載せるとは ・・いい趣味だな。 | |
もういろ〜んなところからよせ集めてきてますよね〜 | |
うふふ♥でもこうして、日の目を見られてよかったわ♥♥ | |
ですね〜、見てくれてありがとうございました! | |
じゃあ、また会いましょ〜〜♥♥ |